しつけの基本(ステップ・バイ・ステップ)

STEP1 《拘束静止法》

 両ひざを立てて座り、太ももの間に犬を背中向きに座らせます。

続いて、片手で犬の胸を、もう一方の手はのどの所を持って「マテ」と声をかけて静止させます。

 犬が落ち着いて、動かなくなったら手を緩め、「ヨシ、ヨシ」と言いながら、撫でてあげます。

 この動作を日に2~3回のペースで、犬が従順に従うようになるまで続けます。

STEP2 《体端部接触馴致脱感作法》

 拘束静止法の状態から犬の前両足を手で持ち、前にゆっくり倒れこむようにして、伏せさせます。

 そして、犬を横か仰向けに寝かせ、ゆっくりと鼻の先、足先、脇腹、背中などを触ります。

 犬が人間に触られるのに慣れると、人に対する信頼感が増します。

STEP3 《リーダーウォーク》

 犬は群れで行動する際、リーダーが先頭になって先導します。
これは、犬の祖先がオオカミである事から来る習性のようです。

 飼い主さんがリーダーシップをとるためには、犬を自分の横かわずかに後方について歩かせる必要があり、絶対に前を歩かせてはいけません。

 基本的には人の左側を歩かせます。その時、引き紐は何回か折り返したものを左手に鉄棒の順手の形に握ります。また慣れない間は、引き紐に余裕があれば余った先を右手に持っても良いでしょう。

 常に引き紐をたるませた状態で歩きますが、犬が人を追い越して前を歩こうとしたり、引っ張ったりしたら、右回り(時計と同じ方向)をして犬が人の横か少し後ろへ来るようにして下さい。

 この時、犬の顔を見たり、声をかけたりしないで下さい。
上手くできた時は、立ち止まって誉めてあげて下さい。