季節の変わり目にあたって
毎年、桜の咲く頃と梅雨時、そして文化の日の前後は季節の変わり目にあたります。
この時期になると、心臓などの内臓に問題を抱えている動物は、体調を崩しやすくなります。
日中と夜との温度差に気をつけて、心臓などに負担をかけないようにしてこの時期を上手く乗り切って下さい。
《冬に備えて》
冬になると気温や湿度の低下に伴って、ウイルス病が発生しやすくなります。
ワクチン未接種や追加接種の時期が近い個体は、過ごしやすいこの時期にワクチン接種を済ませておく事をお勧めします。
また、涼しくなって蚊を見ることが少なくなりますが、平均気温が16℃以上あれば蚊は吸血しますので、フィラリアの感染期は11月中旬まで続きます。
また、毎年、蚊から感染するフィラリアの大半は10~11月に入ってくる事が知られています。
予防薬は1~2ヶ月前に入ってきた発育中の子虫を殺すお薬ですから、必ず12月中旬以降まで続けて下さい。