ホームデンタルケアの方法

 始める前の注意

  • できれば乳歯列の時期から始めてあげてください。
  • リラックスさせた状態で、できれば毎日行うのが理想です。
    (嫌がったら、1つ前の段階に戻って、少しずつ馴らしてください。)
  • 大型犬では横から、小型犬や猫では正面から行なってください。

 それでは始めてみよう

ステップ1

口をつかむ


 吻部を軽くつかんで口を閉じ、静かに口を閉じている事を教える。


前歯部を調べる


 その状態を数秒間維持する事ができれば、静かに口唇をめくりあげて前歯部を調べる。


臼歯部を調べる


 さらに口角を後ろ側に引いて臼歯部を調べる。
吻部をつかんで口内を調べる時間を徐々に延長させる。
嫌がったら、無理をせずに止める。

ステップ2

前歯を擦る


 10秒くらい口の周りを触ったり、歯を見ても抵抗しなくなったら、指にガーゼを巻き、歯と歯肉を軽く擦る。
(唾液が口の中に溜まるので、時々休ませながら行う。)


臼歯を擦る


 まず前歯部の外側面から始めて、慣れたら臼歯部の外側面を行う。

ステップ3

歯ブラシ前歯


 歯ブラシや洗浄剤などの使用を開始する。
前歯部より始め、嫌がったら前の段階(指にガーゼを巻く)に戻り、できる範囲で行う。


歯ブラシ臼歯


 ブラッシングは歯と歯肉の境界に45°の角度で当て、円を描くように歯と歯肉をマッサージするように磨く。


歯ブラシ内側


 前歯部・臼歯部の外側面のブラッシングが無理なく行えるようになったら、口を少し開けて、内側の面もブラッシングする。


(参考文書:日本小動物歯科研究会編 獣医歯科学)